昨年10月くらいから,現在に至るまでの37年間にわたり会社を運営してきた仕組みを
書類にまとめています。目的はこの仕組みを理解して、社員に運営してもらうためです。
これまではトップダウンで会社を運営して参りましたが、社員が成長してきましたので
ボトムアップのスタイルに変えなければならないと考えてます。具体的には部単位で、
責任者を中心にした社員による会社運営が今後の弊社のあるべき姿と考えています。
社員が自分たちの力で会社を運営することは、良い会社であるための必須条件であると思います。
同じく良い会社の条件として ①給料が良い ②休みが多い この2点を満足する会社もまた
良い会社と思われています。
確かに労働条件のみを考えればまさにこの2点は欠くことのできない必須アイテムとは思います。
しかし、本当に良い会社とはこの2点のみを満足すれば本当に良い会社なのでしょうか?
私が考える一番の良い会社とは、どんなに厳しい社会情勢、経営環境下にあっても、安定した生活を
社員に保証できる会社が一番の良い会社ではなかろうかと考えます。
会社経営は一年毎に決算しなければなりません。会社の業績は締めてみて初めてその良否が
わかります、締めてみなければ結果はわかりません。しかし結果がわからないからと言って生活が
不安定では困るのです。何故なら我々は日々生活しているからです。良い会社とは会社業績に左右
されることなく、社員の生活を保障してくれる会社が良い会社であると思います。
このような考えに立って弊社の給与(毎月支給の月給と定期的に支給する賞与)制度は作られて
います。