盆が過ぎ、今年も残り4カ月余りとなりました。
今年の盆は先代の新盆であったため、何かと忙しい盆となりました。
さて社会は今コロナ一色です。それも本来であれば収束に向かうはずで
あった従来のコロナが変位して猛威を振るい、社会構造を社会経済を
そのあるべき姿を、大きく変えようとしています。
そのような社会状況下であっても、人間はその生産活動を停止することは
出来ません。停止するということは社会の死を意味します。詩人 坂村真民
先生の詩に私の好きな詩があります。紹介します。鳥は飛ばねばならぬ です。
鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ 怒涛の海を とびゆく鳥のように
混沌の世を生きねばならぬ 鳥は本能的に 暗黒を突破すれば 光明の島に
着くことを知っている そのように人も 一寸先は闇でなく 光であることを
知らねばならぬ 新しい年を迎えた日の朝 わたしに与えられた命題 鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
人間のあるべき姿を、これほどまでに端的に表現した詩はないのではないでしょうか?
当社においても、どのような状況下であっても恬淡と、やるべきことはやり続けております。
アップした写真は、毎月10日に開催しております10日会の様子です。今月8月の10日会に
用意した食事は、昨年8月の10日会と同様、うなぎ八丈のうな重を用意しました。皆が
喜び、楽しい10日会となりました。