平成30年が幕を開けました。年末年始にかけ新しい決算期と新年を迎えるための種々の計画準備、
また迎えてからの行事等にかまけ1月があっという間に過ぎ去りました。
震災から丸7年を迎える中、ハード面での復旧・復興は年度末の3月をめどにほぼ完了するものと思われます。
現在当地の建設業界関係者は、来たる仕事量の減少に戦々恐々としているのが実状と思います。当然ながら
私もその一人です。しかしこの震災による復興需要はあくまでイレギュラーな需要であり、復旧復興の工事が
完了すれば震災前の状況に戻るのは当然のことであります。
仕事量が減ることを嘆く前に、この復旧復興工事で多くの建設業各社が経営的に助けられたことに感謝
すべきと思います。今後この業界ばかりでなく、日本におけるどの産業界においても世界のフラット化に
直接的にも間接的にも多大な影響を受け、そのかじ取りは一段と難しさを増すものと思われます。
身近に感じる危機感は①少子高齢化により人材の不足②仕事量の減少による競争の激化③週休二日制導入に
よる経営の不安定化 等々です。数え上げればきりがありません。
当社ではこの7年の間に当社で働く仲間が、生涯安心して働き続ける事のできる大事な仕組みを設けることが
できました。当社においてはこれが一番の財産であります。
この仕組みを守り当社で働く仲間たちが安心して働ける会社を目指してゆけば、自ずといかなる時代が来ようとも
恐れることはありません。この決意と覚悟をもってこの一年を仲間共々生き抜いてまいる所存です。