先月山形で柔道高段者による高段者大会があった。高専柔道部の先輩である添田さんが出場するので白岩もおともさせていただいた。
以前年代別の試合は何度か見ているが高段者による高段者だけの試合を見るのは初めてであった。柔道5段以上の方々です。
特に心に強く残ったのは7段の方々の試合位であった。皆さん高齢です。当然白岩よりも。しかしその各々の試合での気迫は言葉では表現できない。70代でありながらもその気迫は年齢を感じさせない。ただ凄いと感じた。人は年齢では推し量ることはできないとも思った。人はそれぞれの年輪を重ねるごとに様々な経験を経る。人は楽しい思い・経験よりも、辛い・苦しい経験の方が多いように思う。しかしそんなことはなんのその、イヤあるいはだからこそこれら高段者の方々の気迫があるのだろう。そんなことはモノともしない、跳ね飛ばす気迫が。
この大会の高段者の試合の様を見て、人間の凄さ・素晴らしさを知ると同時に自分の至らなさを知る。今後の自分の人生をどう生きるかという点で大変参考になる大会でありました。
高段者の方々ありがとうございました。