今年も余すところ一日となりました。この一年を振り返ってみますと、自分にとって今後の会社経営するうえで転機となった一年でありました。そして来年 が、サラリーマンから経営者となって30年を迎える節目の年となります。節目の年を迎える前に、会社の舵取りをして29年目にしてようやく会社の骨格が見 えてきたところです。即ち
① 勤務年齢の撤廃 以前は65歳定年でありますが、70歳まで働けるとしておりました。これを70歳以上でも可としました。
② 定期昇給はその額にかかわらず、毎年必ず55歳までは昇給することとしました。
③ 一時金は春、夏、秋の計3回支給します。
そ して現在年収額は、最高500万円を越す者が全社員の3割程度しかおりませんが、これを700万円程度まで引き上げたいと考えております。また退職金もあ る程度まとまった金額を支給できるようにします。受給者の勤務年数、給与額にもよりますが300~1000万円程度は支給できるようにしたいと思います。
しかしこれらをクリアできる会社にすることは大変なことです。一朝一夕にはゆきませんが、とにかく社員が安心して働くことのできる会社、自分の将来が描け る会社を作ることは、今後予想される厳しい時代を生き抜くための最低必要条件と考えております。そして現在そんな会社にするべく、その仕組み作りに一生懸 命取り組んでいるところです。もちろん一人ではできません。全社員を巻き込んで精一杯やってゆきます。
来年は横浜から引き上げてきてから丸30年を迎える節目にあたり、なんとかここまでたどり着いたかと思うと夢のようであります。この夢を夢で終わらすことなく、実現してゆくことが自分の使命と考え、来年も精一杯生き抜く覚悟です。