3月11日に行われた東日本大震災の追悼式をテレビで見ていてその思いを強くした。昨年の大震災を経験して以来強く心に思うようになったことである。
その思いとは震災前の生き方がなんとぬるい生き方だったのだという思いである。震災で起こった現実を突きつけられ目が覚めた。石原都知事の言う通りである。
震災前の一生懸命生きているという思いは全然一生懸命ではなかった。人はいつかは死ぬものである。ただその時はいつ何どき訪れのかは誰もがわからない。解って生きていたつもりが解っていなかったのである。
自分に出来ることは無念な思いで亡くなった方々の分まで精一杯生きることである。